恭平の日常

桜の花は散ってしまったけど、これが春の始まりなのかもしれない。

 

「桜ももう散っちゃったね。」

 

そんな話し声が聞こえた。

 

桜の花が咲くと春の訪れを感じる。

 

暖かくなってくるっていうのもあるし、花見というイベントがあるのもそうだし、何より入学式や入社式など新しい生活が始まるから、より一層桜が咲く頃に春を感じる。

 

 

そして、桜が散ると1つの終わりを感じてしまう。

 

* * *

 

「念ずれば花ひらく」

 

高校生の頃、野球部に入っていた僕はこの言葉が好きだった。

 

携帯の待ち受け画面はこの言葉だし、キーホルダーにもこの言葉が入っていた。

 

 

強く念じて練習していれば夢は叶う。

 

そんな風に思っていた。

 

 

そして、夢は叶わないまま高校野球は終わって、それから数年。

 

1つの出会いでこの言葉、「念ずれば花ひらく」の本当に意味を知ることになった。

 

* * *

 

地球一周の船旅ピースボートで数日間だけ乗ってくれていた、プラントハンターの西畠清順さん。

 

清順さんが乗ってくれることが決まるまで清順さんのことも、プラントハンターのこともまったく知らなかった。

 

ただ、1冊の本で清順さんの虜になった。

 

それがこの「教えてくれたのは、植物でした」という本。

 

この本は、植物に関する言葉や考え方を植物を愛する清順さんが綴ったエッセイ。

 

 

本の冒頭に書いているのが、「”念ずれば花ひらく”は始まりの合図」という文章。

 

 

* * *

 

高校野球をしていた清順さんも、「念ずれば花ひらく」を座右の銘にして、甲子園でホームランを打つという夢に向かって日々練習をしていました。

 

 

それから日々は経ち、植物の仕事に情熱を注いでいると、ある日衝撃的な事実に気づきます。

 

 

それは、植物が花をひらくというのは実をならせるための準備行為だということです。

 

“念ずれば花ひらく”とは、強い重いを持って行動していればいつか夢叶う、という意味ではなく、夢を叶えるためのスタートラインに立てること……。

教えてくれたのは、植物でしたより引用

 

つまり「念ずれば花ひらく」は、強く思って行動していれば願いが叶うということではなくて、スタートラインに立つことができるという意味だったのです。

 

 

* * *

 

今年の東京の桜は例年よりも早く開花し、4月になると桜の花は散って葉っぱが生えてきている。

 

桜が散ってしまうと少しの寂しさが残る。

 

 

ただ、これは春の始まり。

 

花が咲くのは、これから実を付けるための準備行為。

 

「念ずれば花ひらく」

 

この言葉の本当の意味を知って、桜が散ってキレイな新緑の葉っぱを見ると春の訪れを感じるようになった。

 

 

 

桜は散ってしまったけど、これが春の訪れの合図。

 

 

 

 

 

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