札幌の中心部から車で1時間弱で行ける温泉地「定山渓」。その中にあって、個人的に1番好きな温泉宿が「ぬくもりの宿ふる川」です。
今回、妊娠中の妻と2人で、リニューアル後初めて宿泊してきました。
リニューアルした客室や妊娠対応していただいた夕食、貸切の温泉を紹介しています。
今回でふる川に泊まるのは4回目。毎回、「また訪れたい」と強く思う大好きな温泉宿です。
妊婦対応も素晴らしかったので、妊娠中に訪れるのもおすすめですよ。
ぬくもりの宿ふる川は、宿でのんびり過ごしたい人におすすめ

ぬくもりの宿ふる川は、定山渓温泉の中心部に位置する温泉宿です。
ホテルというよりも「旅館」。温かみがあり落ち着く空間で、ゆったりと過ごしたい人にうってつけです。

定山渓の他の温泉宿にも泊まりましたが、個人的にふる川がNo.1!
チェックインの前後では、おもてなしのドリンク。

宿泊者が自由に使えるラウンジもあり、宿の中だけでのんびり過ごせます。

ふる川の客室【ぬくもり和洋室】

今回は、リニューアルした「ぬくもり和洋室」に宿泊しました。
| 宿泊日 | 2024年7月23日(火) ~ 1泊 |
| プラン | 【夕食:基本コース】旬の会席「山ふかみ」 |
| 料金 | 44,232円(2名1室) |
| 予約サイト |
料金のランクで見ると、2番目に安い部屋。1番安いのが「ぬくもり和室12畳」で、ぬくもり和洋室との料金差は4,000円くらいのことがほとんどです。

和室は夜になると布団を敷いてもらえる旅館スタイル。今回は「ベッドがいいね」ということで和洋室にしました。
部屋に入るとシンプルな玄関。ドアが内開きなので、ベビーカーとかを置いておくと狭くなりそう。

玄関から上がって右手に洗面所とトイレがありました。アメニティ類はもろもろそろっているので、こだわりがなければ持参しなくて大丈夫です。

部屋に入ると右手に押し入れ。中に館内着とフェイスタオル、金庫があります。バスタオルは温泉の脱衣所にあるので、部屋にはありません。

館内着は3サイズ置いてあるので、着ながら自分に合うサイズを選べるのが地味にうれしいポイントです。

ベッドの正面にはテレビやお茶セットが置いてありました。

部屋の奥は小上がりになっていて、ソファやロッキングチェアがあり、ミニテーブルにはサービスのお饅頭。


このソファでぼーっとしたり本を読んだりする時間が至福でした!
サービスのお饅頭は定山渓名物で、お土産でも購入できます。

小上がりにはミニ冷蔵庫と電気ポッド、グラスがあります。冷蔵庫にはペットボトルの水も入っており、もちろん無料です。

今回、妊婦であることを事前に伝えていたところ、クッションやブランケット、命名の本を部屋に置いてくれていました!


こういう気遣いがまた来たくなる理由です!ありがとうございます!
あえて部屋の気になる点を挙げるとすると、枕元のコンセントが少ないこと。コンセントは2つのベッドのそれぞれの枕元に1つずつ。照明のコンセントを抜かないと使えませんでした。


充電する機器がスマホだけなら気にならないですが、パソコンやカメラも充電したい場合は不便かもしれません。
また、部屋からの景色は裏手の駐車場なので、景観を重視する方は「章月グランドホテル」の方がおすすめです。
ふる川の食事【妊婦対応】

ふる川では、ほとんどのプランが夕食と朝食の2食付き。夕食はコース、朝食はバイキングです。
夕食のコースは妊婦対応していただきました。
ふる川の夕食にはお造りがあります。

予約時に妊婦であることを伝えると、火を通したカニに変更してもらえました。


他にも、アルコールや生の海鮮を使っている料理は、妊婦でも食べられるよう変更し、配膳のときに説明してくれました!
アレルギーや好き嫌いにも対応してくれるので、予約時に伝えておきましょう。
なお、夕食は3つのコースに分かれており、僕たちはいつも「山ふかみコース」を選んでいます。
- 川ゆたかコース:少なめのコース
- 山ふかみコース:通常のコース
- 天のはらコース:不明
コースに単品の料理をプラスすることもできるので、悩んだら山ふかみコースをおすすめします。
朝食はバイキングです。

和食中心で、お刺身もありました。

どの料理もおいしく大満足でした!
ふる川の貸切温泉

今回は、有料の貸切温泉を利用しました。
| 料金 | 1室2,200円 |
| 時間 | 50分 |
| アメニティ | フェイスタオル、バスタオル、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、化粧水、乳液、ドライヤー、飲料水 |
1室料金なので、複数人で利用しても2,200円。アメニティがそろっているので、手ぶらで利用できます。
ふる川グループに宿泊すると、貸切温泉を無料で利用できる1年間有効の券をもらえるので、今回はそれを使いました。

貸切温泉は、やや深め(身長172cmで腰くらい)の深さで、足を伸ばせるくらいの広さでした。

腰をかけて休めるスペースもあるので、あっという間に制限時間の50分が過ぎました。
夫婦やカップル、家族におすすめです!
ちなみに、利用できる時間はチェックイン後から深夜0:00、チェックイン前の6:00から10:00の間です。
入りたい時間が決まっている場合は、はやめに電話で予約しておきましょう。
充実したふる川のサービス

ふる川には、宿泊者が自由に利用できるラウンジや休憩室が3ヶ所あります。
- ラウンジ「であひ処」
- 湯ともりラウンジ
- 森の足湯&ラウンジ「心の里 定山」
ラウンジ「であひ処」
ラウンジ「であひ処」は、受付横にある休憩室です。

いつでもいただけるコーヒーやお茶が用意されています。

また、時間ごとに変わるフリードリンクやおやつもありました。


冬の時期には暖炉に火が焚べられているので、ぼーっとするのもおすすめです。

湯ともりラウンジ
湯ともりラウンジは、温泉近くにある休憩所です。

広い空間にいろいろな種類のソファが置いてあり、自由にくつろぐことができます。
入ってすぐのところには、自由に飲めるお酢ドリンクや飲料水がありました。

森の足湯&ラウンジ「心の里 定山」
森の足湯&ラウンジ「心の里 定山」は、夜になるとオープンするナイトラウンジです。

無料でいただけるドリンクと軽食、足湯があります。

写真はないのですが、ドリンクはホットワインやジュース、コーヒーがありました。

それほど広いラウンジではないので、曜日や時間によっては座る場所が見つからないことも……。
外には足湯があり、屋根があるので降雨時でも楽しめます。
ふる川へのアクセス・駐車場

ふる川へはの行き方は大きく3つ。
- 車
- 送迎バス(無料)
- じょうてつバス(公共交通機関)
今回は車で行きました。宿のすぐ近くに無料駐車場があり、予約は不要です。
札幌から定山渓に行く途中には、野菜の直売所やソフトクリーム屋さんなどがあります。

「ミルクマスタッシュ」というソフトクリーム屋さんがおすすめ!
車がない場合は無料の送迎バスがおすすめです。テレビ塔の近くを出発し、ふる川まで直行してくれます。
予約が必須なので、送迎バスを利用する場合は予約時に伝えましょう。
公共交通機関を使う場合は、じょうてつバスに乗りましょう。札幌駅のバスターミナル出発です。
今回使った予約サイトは「一休.com」
ふる川の予約方法は公式サイトか予約サイトの2パターンあります。
- 公式サイト:大人1人あたり1,000円割引
- 予約サイト:セールやポイント還元
どちらが安いかは、予約する時期や宿泊日、予約サイトの会員ランクなどさまざまな要因で決まります。

今回は1番安かった一休.comを使いました。

一休.comは、予約時に還元されるポイントを即時利用できるのが魅力です。
例えばポイント還元が10%だった場合、10%割引で予約できます。
今回は、一休.comと楽天トラベル、じゃらん、公式サイトを比較して、一休.comが最安でした。
過去には楽天トラベルでふる川を予約したこともあるので、やはり最安のサイトは時期などによって異なります。
少し面倒かもしれないですが、公式サイト+2サイトくらいで比較してみて、1番安いサイトで予約するのがおすすめです。
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