僕らも実際にカナーボンでファーム探しをして働いてきたからファームの探し方や実際にどれくらい稼げたかとかも紹介するね!
ファームジョブで有名な西オーストラリア州にある街カナーボン。
オーストラリアでは街によってファームジョブの探し方が異なります。
街によっては仕事を紹介してくれるバックパッカーがあったり、ネットでファームの情報が出回っていたり。
ただ、カナーボンは基本的に自分の足でファームを探すことになります。
実際に3ヶ月弱カナーボンでファームジョブをしてきて得たファームの探し方やファーム情報をご紹介します。
僕らのファームでの稼ぎなども書いていくので、これからカナーボンに行く予定の方は参考にしてみてください。
【実体験】カナーボンのファーム探しは大変でした

カナーボンはファームジョブで有名です。
ファームの数はたくさんありますが、正直稼げるファームジョブを探すのは大変です。
なぜかというと、
- 紹介してくれるバッパーなどエージェントがない
- 1つ1つのファームを回ってレジュメ(履歴書)を手渡しするのが大変(車は必須!)
- 低賃金でセカンドビザの取得ができないアジアンファームが多い
- オージーファームもフルーツ(グレープ・マンゴー・バナナ)しかやってないところが多く時期が短い
- ファミリー経営の小さなファームが多く、少ないワーカーで経営してるファームが多い
僕らは野菜の収穫時期の5月末に行きましたが、低賃金のベトナムファームしか仕事を見つけることができませんでした。
カナーボンのファームジョブを探す4つの手段

カナーボンでファームジョブをゲットする方法は大きく分けて4つあります。
- ファームに直接いく
- スーパーにレジュメを掲示する
- 友達に紹介してもらう
- ネットで探す
1.ファームに直接いく
カナーボンで1番オーソドックスな方法がファームに直接行くことです。
カナーボンは街から車で10分ほど離れた場所にファームが集まっています。
そこへ行って1軒1軒働いてる人を探して声をかけてボスにレジュメを渡します。
2.スーパーにレジュメ(履歴書)を掲示する
カナーボンのスーパーにはコミュニティボードがあります。
IGAというスーパーには個人で貼ることができるので、そこにレジュメを貼ります。
IGAの中にオフィスがあるので、1ドルor2ドル硬貨をチップとして渡しせば掲示の許可をもらえます。
たまに電話がかかってきます。
3.友達に紹介してもらう
僕らは友達に紹介してもらいました。
「友達なんてカナーボンにいないよ」
そんな方は、仕事探しの前にシェアハウスやバッパーに宿泊して情報を集めてみてください。
またツイッターやインスタなどのSNSで「カナーボン」と検索して、投稿している人に連絡してみるのも1つの方法ですよ!
4.ネットで探す
カナーボンのファームは基本的にネットに求人が出ていません。
ただ、有名な日本人ファーム「大熊ファーム」は日豪プレスやパース通信に求人が出ます。
車を持っていない人や確実にセカンドビザの取れる仕事と家を確保したい人は、あらかじめ連絡をしてからカナーボンに行くのがおすすめです。
僕らが得たカナーボンファーム情報

カナーボンのファームは街から車で10〜15分ほど離れた場所に集まっています。
「サウスリバーロード」と「ノースリバーロード」が、ファームの集まる主な通りです。
この2つの通りは川を挟んで北と南にあります。
どこの通りもベトナム人経営のファームとオージー経営のファームが入り混じっている感じです。
ファームジョブで働くなら車でゆっくり走りながら、働いてる人を見つけて声をかけるしかありません!
カナーボンのファームジョブは稼げるの?

カナーボンのファームは縁があれば稼げます。
どこでもどんな仕事でも稼げたり稼げなかったり、働いてる場所次第ですよね?
カナーボンもすべてのファームが稼げるってわけではないんです。
カナーボンで稼げなかった僕らの実体験
僕らは3ヶ月弱カナーボンでファームジョブをしていました。
- 働いてた場所:ベトナム人オーナーのファーム
- 収穫物:トマト(ミニトマト&大きいトマト)
- 給料体系:歩合制、手渡し
- 時間:7:00〜8:00開始、16:00〜17:00終了
- 1日の平均給料:1人100ドル前後
僕らは完全歩合制のトマトファームで働いていました。
はっきり言ってたくさん稼ぐのは難しいファームです。
ただ、時間に融通が効くので働きながら他のファームを周ってレジュメ渡しをしていました。
日本人経営の大熊ファームを除いて、アジアン経営のファームは低賃金なので稼ぐのが難しいです。
稼げるのはこんなファーム(少ないです)
僕らはカナーボンで稼ぐことができませんでした。
ただ稼ぐことが可能なファームもあります。
基本的にオージー経営のファームは時給制なので稼ぐことが可能です。
ただ、オージー経営のファームはフルーツをメインの収穫物にしていることが多いです。
なので、正直時給で働けるかどうかは縁があるかどうかなので行ってみないとわからないです。
ファームだけじゃないカナーボンのワーホリジョブ

ここまでカナーボンのファームについて書いてきました。
ただ、カナーボンはファームジョブ以外にもワーホリ働ける仕事があるんです。
ファクトリー(出荷のための工場)
カナーボンには大きな工場があります。
各ファームで取れた野菜やフルーツを工場で集めて出荷しています。
ファクトリーは時給制でセカンドビザの取得も可能です。
働けるかどうかはタイミング次第ですが、日本人で働いてる人もいました。
ホテル
カナーボンにはキャラバンパークやモーテルが多くあります。
僕らのシェアメイトは「カナーボンモーテル」で朝はハウスキーピング夜はレストランのキッチンハンドで働いていました。
ファームが厳しいと感じたらアプライしにいくのもありです。
カフェ
カナーボンはとても小さな街ですがカフェもいくつかあります。
街中にあるカフェやガソリンスタンドに併設しているカフェでワーホリの人が働いているというのも聞いたことがあります。
フィッシングジョブ
実はカナーボンはフィッシングジョブも有名です。
エビの漁船に乗って数週間働くみたいです。
僕らが宿泊したバッパーに経験者のフランス人がいて話を聞きました。
朝の5:00から夕方の4:00までぶっ続けで働いて2〜3週間で5,000〜8,000ドル稼げるらしいです。
フィッシングジョブの情報が欲しい人は「カナーボンバックパッカーズ」に行ってみてください。
カナーボンのファームジョブ情報まとめ
カナーボンにはたくさんのファームがあります。
なので、カナーボンで稼ぐことのできるファームに出会えるかは縁があるかないか。
僕らはご縁がなく低賃金のファームでしか働くことができませんでした。
だからこそ、カナーボンのファーム探しは難しいなと痛感しました。
僕の知り合いはカナーボンに来て2日で諦めて移動した人もいます。
ただ、もちろんいいファームに巡り合えている人もいるのも確かです。
なので、実際に行ってみて無理そうだった時のことも想定してカナーボンに行って欲しいなと思います。
