こんにちは!
中南米でバックパッカーデビューのきょーへい(@k_zuma_fmty)です。
エクアドルの首都キト。
キトの旧市街は世界遺産に登録されていて、1978年に最初に登録された世界遺産12この内の1つです。
歴史のあるキトの旧市街は、16世紀には南米大陸でキリスト教布教の拠点だったこともあります。
そんな歴史あるキトの街で、必ず訪れてほしい観光スポットがあります。
それは「バシリカ教会」です。
バシリカ教会はキトのシンボルとも言われる、とても大きな教会です。
正直言って、行くまでは「普通の教会でしょ?」くらいに思っていたんですが、実際に行ってみると「ナメててごめんなさい」って感じになりました。
今まで世界中の色々な教会に行きましたが、バルセロナのサグラダファミリア並みに見応えあります!
そんな、キトにあるバシリカ教会の観光の仕方や豆知識をまとめました。
キトに行く予定の方は、要チェックです!
バシリカってなに???
バシリカって今まで聞いたことありませんか?
ローマ教皇の発行した公式文書によって認められた教会をバシリカと呼びます。
バシリカは世界中に1500ほどあります。
大半はヨーロッパにたくさんのバシリカがあるのですが、アメリカ大陸にも200ほどのバシリカがあります。
その中でもキトのバシリカはアメリカ大陸最古のものです。
キトのバシリカはどこにある?
旧市街から新市街へ歩いていると、ひときわ大きな塔が見えてきます。
それがバシリカ教会です。
場所はここ。
キトの街に堂々とそびえ立っています。
正面から見るとこんな感じ。
1枚じゃおさまらないくらい大きいです。
バシリカは中に入るのがおすすめ!
バシリカは外から見るだけでも大迫力ですが、中に入るのがおすすめです!
入場料:2ドル
*通過はアメリカドル
本当に2ドルでいいの?ってくらい満足度が高いです。
まるでサグラダファミリア?な教会内部
入り口から入ると階段で上に登ることができます。
教会内部は、どこかガウディの建築を連想させるようなつくり。
ステンドグラスはサグラダファミリア並みにキレイです。
あまり観光客がいなかったので、静かな空間で綺麗なステンドグラスと教会内部を眺められる贅沢な時間。
塔に登るとキトの街を一望することができる
さらに登ると屋根裏?のような場所を通ります。
教会ってキレイなところしか見れないから、なかなか入れないような場所を通るのはワクワクします。
そして急な階段を上るとそこからキトの街を一望できます。
時計の時間が微妙に違うのが気になりましたが、これも海外ならでは。
キトの気候は涼しいので、この塔の上で街を眺めている時間はとても気持ちいいです。
時計台の中にも入ることができます。
落書きは世界共通。
さっきの屋根裏もそうだけど、時計台の中も普段は入ることがないから新鮮味があって、こういうのも面白い教会だなと思える要因の1つです。
ユニークな外壁の装飾
この教会のユニークなところは、外壁の装飾にエクアドルの生き物が使われているところ。
エクアドルと言えばガラパゴス諸島を思い出す人も多いと思いますが、まさにそのガラパゴス諸島に住んでいる生き物が守り神として存在しています。
内部だけじゃなくて、外の装飾を見るのもバシリカ教会の魅力の1つです。
いまだに未完成?
このバシリカ教会は1892年に建設が始まったアメリカ大陸最古のバシリカです。
約130年前に建設が始まったこの教会。
実はまだ未完成なんです。
ただ、いまだに工事をして建設しているかというとそういうわけではありません。
完成する前につくるの辞めちゃったとかでもありません。
「この教会が完成したらキトが滅亡する」
そんな原住民の言い伝えで、一部未完成の部分を残しているんです。
こういう考え方もユニークで、調べれば調べるほど大好きになるバシリカ教会。
キトに行ったら必ず中に入ってください!
おわりに
キトはここで紹介した以外にもステキな教会があったり落書きがあったりなステキな街。
旧市街は治安があまりよくないみたいですが、実際に歩いてみると子どもがたくさんいたりポリスも至る所に立っていて、裏路地とかに入らなければ街歩きを充分楽しめる街だなと感じました。
夜の一人歩きは危険ですが、昼間なら人影のない細い道とかに入らなければ、1人でも観光できます。
行くまでは少し怖いイメージでしたが、さすが世界遺産の街だなと思えるような魅力たっぷりの街でした。
ぜひキトに行ったらバシリカ教会に行ってみてください!