こんにちは!
ゆるゆる旅らいふきょーへい(@k_zuma_fmty)です。
東京に招き猫の発祥の地があるのを知っていますか?
小田急線の豪徳寺駅または世田谷線の宮の坂駅から歩いていける豪徳寺というお寺。
この豪徳寺が招き猫発祥の場所なんです。
気になって行ってみたら、想像を超える招き猫の数。
- 東京で何かいい観光場所ないかな?
- 海外から友達が来てるんだけど、ディープなスポットを案内したいな
豪徳寺はそんな人におすすめな東京穴場観光スポットです。
ということで、実際に豪徳寺に行ってきた様子と、豪徳寺にまつわるエピソードを紹介していきます。
招き猫発祥の豪徳寺はこんなところ
東京都世田谷区にある豪徳寺。
元は世田谷城主要部だったとされています。
江戸時代初期に彦根藩(今の滋賀県)藩主の井伊直孝によって整備され、お寺になりました。
豪徳寺に行くには小田急線の豪徳寺駅か世田谷線の山下駅から徒歩10分ほど、世田谷線の宮の坂駅からは徒歩5分ほどで行くことができます。
1番近いのは世田谷線の宮の坂駅ですが、豪徳寺駅または山下駅から行くと商店街を通って行くので、散歩好きの人は豪徳寺駅か山下駅から行くのをおすすめします。
豪徳寺に行ったら想像以上の招き猫が!
さっそく豪徳寺へ招き猫に会いに行ってきました。
僕は小田急線が大好きなので豪徳寺駅から行きました。
駅の改札を出ると、早くも招き猫がお出迎えしてくれます。
駅から歩くこと10分ほどで到着!
豪徳寺についた!って思っていたら、どうやらここは世田谷八幡宮。
全然違う場所にいってしまうのも散歩の醍醐味。
世田谷八幡宮には、昔から祭礼として相撲がされていたらしく、今でもその土俵が残っていて毎年9月15日に東京農業大学相撲部による奉納相撲が行われています。
海外から友達が来たら、世田谷八幡宮も案内したら喜びそう!
気を取り直して豪徳寺へ。
世田谷八幡宮からは3分ほどで豪徳寺へ行くことができます。
まず迎えてくれたのは招き猫ではなくて狛犬。
ここから奥に進むと招き猫のいる「招猫殿」があります。
招猫殿の横にずらっと招き猫。
大きい招き猫から小さな招き猫までずらっと並んでいます。
今までの人生で見た招き猫の数よりも遥かに多い数の招き猫。
彼らは小判を持っていないのが特徴。
小判を持たない理由は「招き猫は福を得るチャンスは与えてくれるが、福そのものを得られるかは本人次第」という考え方からです。
深いい話。
豪徳寺に並ぶ招き猫は、願をかけて招き猫を持ち帰った人たちが、願いが成就して返納した招き猫だそうです。
招き猫は事務所で販売されているので、ここに並んでいる招き猫は持ち帰らないでください。
なぜ豪徳寺には招き猫がたくさんいるの?
「豪徳寺にたくさんの招き猫がいるのはわかったけど、なんで招き猫がたくさんいるの???」
この疑問の答えを調べると、豪徳寺の成り立ちが関係していることがわかりました。
江戸時代初期に彦根藩藩主井伊直孝が鷹狩りをしていた帰り道。
ある小さなお寺の前で一匹の白い猫が手招きをしていました。
不思議に思った直孝は招かれるままお寺の中に入って行くと、外が急に暗くなり雷雨になりました。
白い猫のおかげで雷雨を避け和尚の法談を聞くことができた直孝は喜び、この小さなお寺を立派に改築し整備し、井伊家の菩薩寺としました。
こうして豪徳寺ができ、直孝を寺に招き入れた白い猫は崇められ、その姿の置物が作られるようになりました。
これが招き猫の始まりと言われています。
ちなみに、滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」も、豪徳寺の招き猫がモチーフになっています。
おわりに
招き猫発祥の豪徳寺。
溢れんばかりの招き猫は一見の価値ありです。
休みで予定がない日や、海外や地方から友達が遊びにくる日などに、豪徳寺で招き猫に会いに行ってみてはいかがでしょうか。