こんにちは!
「ゆるゆる旅らいふ」きょーへい(@k_zuma_fmty)です。
今回は東京で海外気分をあじわえる東京ジャーミイというモスクを紹介します。
モスクはイスラム教徒が礼拝(お祈り)する神聖な場所で、キリスト教における教会と同じような機能を持った場所です。
そんなモスクが東京にあるんです。
そして、毎日見学することができます!
東京で休みの日に何しようとか、東京行くけどどこ行こうかなって人は参考にしてみてください!
東京ジャーミイってどんなところ?
東京ジャーミイは東京の代々木上原にあるトルコ式のモスクです。
小田急線もしくは東京メトロ千代田線の代々木上原駅から徒歩5分ほどで行くことができます。
礼拝場は2階にあって、1階はトルコの文化センターになっているのが特徴です。
見学は自由にできますが、神聖な場所なので男女共に極端な肌の露出をしてモスク内に入るのは禁止されています。
そもそもモスクって何?
モスクはイスラム教における礼拝堂のことです。
礼拝場といえば教会のほうが馴染みがあると思いますが、教会はキリスト教の礼拝堂でモスクはそのイスラム教バージョンです。
教会とモスクは同じ礼拝堂ですが大きな違いがあります。
教会はイエス・キリストや聖人の絵画や彫刻がたくさん飾られていますが、モスクにはそういったものは1つもありません。
なぜかというと、イスラム教は偶像崇拝を禁止しているからです。
教会では磔にされているイエスの前でお祈りをしている人をよく見かけますが、モスクにはそういった光景はありません。
その代わりに、サウジアラビアのメッカの方角にお祈りをします。
モスクの中には馬蹄型の印が壁に付けられていて、これがメッカの方角を示す目印になるそうです。
なので、モスクでは全員が同じ方角を向いてお祈りをする光景を見ることができます。
東京ジャーミイは東アジアで1番美しいモスク
代々木上原駅をでて井の頭通り沿いを歩いていると、東京ジャーミイに到着します。
1階はトルコ文化センターでモスク内の見学をするなら外の階段を上がっていきます。
階段を上がるとそこはもう日本ではないようなオスマン様式のモスクが現れます。
真ん中の入り口から靴を脱いで中に入ります。
中はこんな感じ。
緑の絨毯とステンドグラスとドーム型の高い屋根。
この東京ジャーミイは「東アジアで1番美しいモスク」とも言われるほど本当に美しいモスクです。
イスラム教は偶像崇拝が禁止されているので、アラベスク模様や幾何学模様でイスラムの宇宙感を表現していると言われています。
またモスク内にはイスラム教の聖典であるコーランの写しもありました。
アラビア語で書かれているのでまったく読めません。
なぜ日本にあるモスクなのにアラビア語なのかと言うと、コーランはアラビア語のものしか聖典とされていなくて、日本語などで書かれているものは解説書のような扱いになります。
なので、アラビア語のコーランがおいてあります。
モスクの中で絨毯のうえに座って、ぼんやりドーム型の天井を眺める。
モスクはイスラム教徒がお祈りする場所ですが、僕みたいなイスラム教徒じゃない人がいっても落ち着く空間です。
おわりに
東京にあるモスク「東京ジャーミイ」
意外と知らない人が多いですが、本当におすすめです。
僕はイスラム文化やモスクが好きなので定期的に東京ジャーミイに行ってぼーっとします。
もし、海外に行きたいけどなかなか行けなかったり、モスクに行ってみたい人は東京ジャーミイに行ってみてください。
きっと日本にいるのを忘れさせてくれて、すごく落ち着いた気分になれます。
次の休みの日に何もすることがなかったら、代々木上原の東京ジャーミイに行ってのんびりしてみてはいかがでしょうか?