ガイドブックでは1〜2ページにまとめられてしまうことが多い利尻島。自然の景観美に優れており、北海道土産として定番の「白い恋人」のパッケージには利尻の風景が採用されています。
そんな利尻島へ2泊3日で旅行をしてきたので、行き方・ホテル・グルメなどの情報をまとめました。
利尻に住む人に聞いた情報も紹介しているので、利尻島への旅行を決めた人はもちろん、どんな場所か気になっている人は、ぜひ最後までご覧ください。
利尻島2泊3日旅行の概要

| 丘珠空港(札幌)から飛行機日付 | 2022.9.23〜25 |
| 人数 | 大人2人 |
| アクセス | 丘珠空港(札幌)から飛行機 |
| 島内の移動 | レンタカー、徒歩 |
| ホテル | アイランド・イン・リシリ |
| 満足度 | (5.0 / 5.0) |
まずは基本情報として次の情報を紹介していきます。
- 特徴
- シーズン
- 気候
利尻島といえば?
利尻観光といえば何を思い浮かべますか?
利尻を語る上で欠かせないのが「利尻山」「ウニ」「昆布」です。
利尻島の真ん中に位置する利尻山は、通称「利尻富士」と言われています。日本百名山に選ばれており、利尻山に登るために訪れる人も多いのだとか。北海道土産「白い恋人」のパッケージにも使われています。
登山をしなくても、利尻山を眺められる絶景スポット巡りで楽しめますよ。

僕らも登山はしていませんが、いろいろな場所で眺められる利尻山に心を奪われました!
利尻島は、ウニと昆布の漁が盛んなことでも有名です。
ウニは獲れたてを食べられる場所があったり、ホテルの食事で提供されたりと、ウニ好きにはたまりません。
昆布も有名で、昔から京都の料亭で使われているとのこと。僕らが泊まったホテル「アイランド・イン・リシリ」では、温泉にも昆布が使われていましたよ。
昆布はお土産にもぴったりで、僕らは自分たち用に購入しました!
利尻島のシーズン
利尻島の観光に適したシーズンは6〜9月です。
なぜかと言うと、先ほど紹介したウニ漁のシーズンが6〜9月、昆布漁が7〜8月だからです。
また、新千歳空港から飛行機が就航しているのは6〜9月のみ。
(飛行機については、後で詳しく紹介しますね)
僕らが行った9月23〜25日は、ちょうどウニ漁が終わったタイミングでした。
利尻島は夏なのに涼しく過ごしやすいのも、夏におすすめな理由のひとつですよ。
気候
利尻島の気候は、夏は過ごしやすく冬は寒いです。
8月は最高気温が30度を超えることもありますが、平均気温は20度を少し超える程度。お盆過ぎには過ごしやすくなります。

僕らが訪れた9月後半は、日中の晴れている時間帯は半袖で気持ちよく、朝晩は半袖だと肌寒く感じました。
雪ははやくて11月上旬。11月の平均気温は0度台なので、しっかりとした防寒が必要です。
詳しくは「利尻富士町の公式サイト」で紹介されているので、チェックしてみてくださいね。
利尻島への3通りの行き方?

利尻島への行き方は、大きく3つの方法があります。
- 丘珠空港から飛行機
- 新千歳から飛行機(6〜9月のみ)
- 稚内からフェリー
丘珠空港から飛行機で利尻島へ
| 航空会社 | JAL |
| 所要時間 | 約55分 |
| 本数 | 1日1便(ハイシーズンは1日2便) |
| 費用 | 8,900円〜 |
僕らは往復航空券をキャンペーンでいただいたので、丘珠空港から飛行機に乗って行きました。(北海道の情報を発信している「Domingo」さんのプレゼントに当選しました)
丘珠空港は札幌にあり、札幌駅からは地下的+バスorタクシーor徒歩で行けます。

僕らは「麻生駅」からタクシーに乗って行き、帰りはバスで「栄町駅」に行って地下鉄に乗りました。
帰りは、飛行機の到着に合わせて丘珠空港〜地下鉄栄町町や札幌で降りられるシャトルバスが運行しています(栄町250円/札幌500円)。
丘珠空港はとても小さな飛行場で、時間を潰す場所は待合室・レストラン・屋上くらい。行きは、出発の1時間前を目安に到着すれば問題なしです。
ちなみに、丘珠空港から利尻島への飛行機はJALです。基本的には1日1本が就航しており、ハイシーズンには1日2本に増便します。
料金は、早割で予約できれば片道8,900円〜。通常運賃は24,200円です。
調べてみると、片道15,000円前後で取れるケースが多いようでした。
丘珠空港から飛行機で利尻島へ
| 航空会社 | ANA |
| 所要時間 | 約50分 |
| 本数 | 1日1便(6〜9月のみ) |
| 費用 | 11,700円〜 |
6〜9月限定で、新千歳空港からも利尻島への飛行機が就航しています。
本数は1日1便のみですが、道外から利尻島へ行く場合は最も楽に利尻へたどり着けます。
料金は早割で予約できれば片道11,700円ほど。通常運賃は26,300円ですが、お盆や連休を避ければ、片道15,000円前後でも航空券を購入できますよ。
稚内からフェリーで利尻島へ
| 就航会社 | ハートランド |
| 所要時間 | 約1時間35分 |
| 本数 | 1日4便(季節によって変動あり) |
| 費用 | 2,660円~ |
利尻島へは稚内からフェリーが就航しています。
運賃は最も安い2等で2,660円。1等だと5,290円です。
また、車を乗せる場合は、車高が3m未満なら13,120円です。
個人的には、飛行機から見える利尻島の景色や、飛行機から降りたときの風景が好きなので、飛行機で行くのがおすすめです!
事前に知っておきたい利尻島のエリア

ホテル選びをする前に知っておきたい、利尻島のエリアについて紹介します。
利尻島は周囲が約63キロと、車なら約1時間〜1時間30分ほどで1周できる小さな島です。
そんな島の中には、ホテルや飲食店が集まる場所が2ヶ所あります。
鷲泊(おしどまり)エリア
鷲泊エリアは、稚内や礼文島発着のフェリー乗り場がある場所です。
空港にも比較的近く、ホテルやゲストハウスが多くあります。
フェリー乗り場のすぐ近くにはレンタカー屋さんも多くあるので、観光の拠点として便利。利尻山に登る人やキャンプをしたい人も多く滞在している印象です。
沓形(くつがた)エリア
沓形エリアは、礼文島へのフェリー乗り場がある場所です。
僕らはこのエリアに滞在しました。
空港や稚内からの来たときのフェリー乗り場からは遠いですが、有名な飲食店が多くあるので滞在におすすめ。ウニ採り体験ができる「神居海岸パーク」へ自転車でも行けます。
沓形エリアにはレンタカーが1社しかありませんが、ホテルでの配車・乗り捨てができるのでとても便利でした。
宿泊先が空港や鴛泊港への送迎をしているなら、移動も苦になりませんよ。
利尻島のホテルはどこがおすすめ?

先ほど紹介した2つのエリアには、さまざまなホテルやゲストハウスが点在しています。
僕らが滞在したのは、沓形エリアにある「アイランド・イン・リシリ」です。
ご飯がおいしく、ウニのお刺身はもちろん、利尻産のウニや昆布を使った料理を満喫できました。

また、部屋から海や利尻山が望める眺望も魅力。海に沈んでいく夕日をホテルから眺められます。

無料送迎付きなので、アクセスも心配ありません。
詳しくは、下記の記事でまとめているので、ぜひご覧ください!
鴛泊エリア側で評判がいいのは「ホテル雲丹御殿」です。
名前の通りウニを食べられることで有名で、なんとオーナーさんが当日の朝に採ったウニを食べられるのだとか。ホスピタリティの高さを評価する口コミなので、また利尻に行ったら宿泊してみたいホテルです。
ゲストハウスで有名なのが「利尻ウミネコゲストハウス」。
アットホームな雰囲気で、毎年訪れる人もいるとのこと。「居心地がいい」という口コミが多いので、スタッフさんや宿泊者の方と交流しながら利尻島を楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
利尻島内の移動方法は?

利尻島内での移動方法には、大きく分けて4種類あります。
- レンタカー
- レンタサイクル
- バス
- タクシー(ハイヤー)

おすすめはレンタカーです!
レンタカー
利尻島の有名なスポットを巡るなら、レンタカーがおすすめです。
ドライブしながら「自転車だときつそうだな」と感じました。もちろん自転車で回っている人もいたので、体力に自信がある方はレンタサイクルを視野に入れるのもありですよ。
レンタカーが借りられるのは、鴛泊港・利尻空港・沓形エリアの3ヶ所。
鴛泊港がレンタカー会社の数が最も多いです。
利尻空港には、空港の1階に3社。空港へのアクセスがあまり良くないので、行きも帰りも飛行機なら、空港で借りるのが1番楽です。
僕らが利用したのは、沓形エリアにある「かめやレンタカー」です。
かめやレンタカーは配車・乗り捨てできるので、僕らは宿泊していたアイランド・イン・リシリのロビーでレンタルの手続きや支払いを行いました。
料金は3時間7,000円で、その後1時間ごとに+1,000円。配車・乗り捨て料金とガソリン代が含まれています。
公式サイトはないので、予約は電話(016-384-2252)でしてください。

電話がつながると「利尻ハイヤー」と名乗りますが、レンタカーの利用と言えば対応してくれますよ
かめやレンタカーの方はとても親切で、借りる際におすすめのスポットを丁寧に教えてくれました!地元の人ならではの情報も教えてくれるので、ぜひ利用してみてくださいね!
レンタサイクル
利尻島にあるホテルやゲストハウスには、自転車を貸し出しているところが多くあります。
僕が泊まっていたアイランド・イン・リシリでは、自転車とウォーキングバイシクルのレンタルをしていました。
利尻島にはサイクリングロードもあるので、体を動かしたい人におすすめです。
バス
利尻島には、島を1周する路線バスが運行しています。
ただし、1日4便しかないため、1便乗り過ごすと時間を大きくロスしてしまうのが惜しい点。
1周しながら各スポットで観光したい場合には不向きな印象ですが、いきたい場所が決まっているなら選択肢のひとつです。
運賃は160〜2,300円。観光で使うなら、2,000円の1日乗車券(1DAYフリー乗車券)を利用するのがおすすめです。
また、1回500円で自転車を乗り入れることも可能なので、レンタサイクルとバスを組み合わせるのもありですよ。
タクシー(ハイヤー)
鴛泊エリア・沓形エリアともに、ハイヤーの会社もあります。
島1周の観光で2万円以上かかるため、他の手段に比べて料金は割高。ですが、楽に移動できる点や運転手さんにおすすめを聞きながら周れる点は魅力です。
「車の運転ができないし、自転車で周るほど体力に自信がない」という人は、ハイヤーも検討してみてください。
利尻島おすすめ観光

「利尻島って何するの?」
そんな疑問を持ったまま訪れた利尻島。
実際に滞在してみると、大きく4つの楽しみ方があるなと思いました。
- 利尻山登山
- ハイキング
- 体験
- ドライブ
利尻島と言えば登山。登山はきついなという人は、ハイキングコースを歩くのもありです。
体験には「ウニ採り」「釣り」「海藻クラフト」などがあります。

ウニ採り体験では、自分でウニの殻をむいて、むきたてのウニを食べられますよ!

ドライブしながら、絶景スポットを巡るのも欠かせません。
僕らはウニ採り体験やグルメを楽しみながら、4時間くらいのドライブをしました!
海沿いの道を車で走るのはともて気持ちいいので、これから紹介するグルメを満喫しつつ、ドライブを楽しむのがおすすめですよ!
利尻島のおすすめグルメ

利尻島で食べて美味しかったグルメと、現地の方がおすすめしてくれたけど行けなかったお店を紹介します!
▼実際に行って美味しかったお店
- 味楽|行列ができる人気店「焼き醤油ラーメン」が絶品!
- グランスポット|ほたてがゴロゴロ入ったカレーとラーメン
- 利尻富士町レストハウス|ほたてのバター味噌焼き
- 利尻亀一店|ソフトクリームが美味!寿司・海鮮丼もあり
- cafe 自給自足|おしゃれカフェ。Wi-Fiもあるので一休みにおすすめ
▼次は行きたいお店
- UNBALLON soup curry dining|スープカレーとジェラート
- 凡天|ウニの天ぷら
- 勿忘草|ラー油タンメン・ほたてラーメン

お店ではないのですが、僕らが宿泊していたホテル「アイランド・イン・リシリ」の夕食と朝食も絶品でした!
利尻島のおすすめお土産

利尻島で購入したお土産も紹介します。
- 昆布ラーメン
- 昆布
- 昆布茶
- ドリップコーヒー
昆布ラーメンは人気な上、1個単位で買えるのがうれしいポイント。先ほど紹介したラーメン屋さん「味楽」のインスタントラーメンも売っていました。
あとは、昆布もお土産として人気です。
「仙法志観光御崎物産」というお店に行くと、お得に昆布が買えます!気のいいおっちゃんが試食をくれるので、ぜひ行ってみてください!
利尻島のおすすめ情報収集方法
ガイドブックでは1〜2ページにまとめられてしまうことが多い利尻島。
そんな利尻の情報を集めるためのおすすめの方法は3つあります。
- 雑誌
- インターネット(SNS)
- 現地の人に聞く
ある程度まとまった情報を集めるなら雑誌がおすすめです。
とはいえ、ガイドブックには情報があまりありません。そこで、雑誌読み放題アプリの「記事内キーワード検索」が便利です。
例えば、僕が愛用している「楽天マガジン」なら、「利尻島」と検索するだけで雑誌の中から利尻島が紹介されているページを検索できます。

「楽天マガジン」には旅行雑誌も多いので、記事内検索をすることでガイドブックには載っていない情報を見つけられます。
「インターネットには情報が多すぎて、どの情報を信じればいいかわからない」という方は、雑誌を参考にしてみてくださいね。
また、利尻島はホテルやレンタカーのスタッフさんが観光やグルメに詳しいので、現地で情報を集めるのもおすすめですよ。
先ほど紹介した「楽天マガジン」は、31日間無料で利用できます。
事前に読みたい雑誌をダウンロードしておけば、電波の入らない飛行機内でも読めるので、旅行の情報収集にうってつけ。
利尻島への旅行前に、ぜひ試してみてくださいね。
\完全無料で試せます/
まとめ
利尻島は、親切な人が多く、暖かい気持ちになれる場所でした。
ぜひ、地元の人との交流、グルメ、景色など、利尻の魅力を堪能する旅にしてください!
「飛行機やホテルを楽して安く予約できないかな?」
そんな方におすすめなのが、スマホアプリの「エアトリ」です。
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