「オーストラリアで損をせず車を購入したい」
このように考える人に向けて、中古車購入の流れや注意点をまとめました。
知らずに後悔する前に、1つずつチェックしておいてくださいね!
オーストラリアでの中古車探しから購入までの流れ

まずは、車探しから購入までの流れをまとめていきます。
- ネットで車を探す
- 実際に車をチェックする
- 購入する
1.ネットで車を探す
まずは中古車を探すところからスタート。
ご存知かもしれませんが、オーストラリアでは個人間で車の売買が可能です。
西オーストラリア州で車を買うときに使われるサイトは主に3つ。
日豪プレスとパース通信は日本語のサイト、Gumtreeは英語のサイトです。
車の掲載数はGumtreeが断トツで多いですが、英語でのやり取りになるのがデメリット。英語で車購入のやり取りをするのが不安な方は、日豪プレスとパース通信を中心に利用しましょう。

僕らは英語に自信がなかったので、日豪プレスとパース通信を中心に探し、日本人から購入しました。
車を探す際の基準
ネットで車を探す際に大切なのが「どんな基準で車を見るか」です。
人によってこだわるポイントは違うと思いますが、参考までに僕が基準としていた項目を紹介します。
- 日本車
- AT車(オートマ)
- 2000年以降に作られている
- 走行距離は25万km以内
- レジストレーションあり
- 2,000ドル前後
レジストレーションは、車のナンバープレートに紐づけられている「必ず登録しなければいけない保険」のようなものです。詳しくは後ほど紹介しますが、登録に費用がかかるため、できれば既に登録されている車がおすすめです。
車を探してから実際にチェックするまでの流れ
良さそうな車が見つかったら、売り手に連絡をして、実際に車を見せてもらいましょう。
基本的にはネットに売り手の電話番号が載っているので、そこにテキストメッセージを送ります。
ここで実際に見学、試乗する日程を決めるのが購入のファーストステップです。
2.実際に車をチェックする
日程を合わせたら、実際に車をチェックします。
このときに、初心者でも最低限確認したいこと下記の通り。
- 外観に大きな外傷はないか(特にフロントガラスやマフラー)
- タイヤの擦り減り
- ランプが正常につくか(ウインカーも)
- エンジンオイルのチェック
- オイル漏れなどがないか
- タイミングベルトの交換時期
- エンジンをつけるときにスムーズについて変な音はしないか
- 窓の開け閉めはスムーズにできるか
- エアコンはちゃんとつくか
- アクセル・ブレーキは通常通り作動するか
- 走行中にハンドルを話してみて真っ直ぐ走るか
参考にしたブログ>>オーストラリアで素人が車を買うときに見るべき点検項目・注意点・ポイント
車を見るだけでなく、実際に運転させてもらい、乗り心地を確かめましょう。もし試乗させてもらえないなら、その車を購入するのは避けるのが無難です。

僕らは最終的に壊れるかどうかは運次第だと思って、売り手の方を信頼して購入しました!
3.購入する
実際にチェックと試乗をしてこれで決めたという場合、売り手の方に購入の旨を伝えます。

僕はお昼に試乗して、帰宅してから夜に購入したいとテキストメールを送りました。
その場で購入する旨を伝えなかった理由は、100ドル値引きしてもらうためです。面と向かって値引き交渉をするのが苦手だから、テキストで伝えました。
購入の約束ができたら、車を受け取りに行き、車の受け渡しと「名義変更の用紙」をもらいましょう。


この用紙は売り手が用意する決まりになっています!
買い手が記入するのは、名前・免許の番号・生年月日・住所・電話番号など簡単なもの。あとは売り手の方が記入してくれます。
この用紙は2枚綴りになっているので、記入が終わったら赤色の方をもらってください。
支払いはどうやってするの?
支払いは売り手が指定する方法で行うのが一般的です。
特に多いのは銀行での振り込み。ワーホリの方は銀行の口座を開設していると思うので、アプリでサクッと支払いができます。
僕らはオーストラリアの銀行口座にお金がなかったので、以下の手順で支払いました。
- クレジットカードで日本の口座から現金をキャッシング
- そのお金を銀行口座に入金
- 売り手の方の口座に送金
西オーストラリアで車を購入した後の手続き
車を購入したら、名義変更の手続きへ行きましょう。
購入したときに名前などを記入した用紙を、「Department of Transport」へ提出しに行きます。
パースだと「City West」駅から歩いてすぐです。イエローCATかブルーCAT(無料のバス)の停車場から歩いて行くこともできます。
建物の近くに行くと青い看板があるので、その指示に従って歩くだけ。

必要なものは名義変更の用紙とパスポートとお金。
名義の変更には手数料がかかり、購入金額に応じて変わります(数十ドルほどで変更できるはず!)。

入ってすぐのカウンターの人に「名義変更の紙を提出したい」って言ったら番号の書いている整理券をくれました。
その後1,2分待ち順番が来て、5分ほどで手続きが完了しました!
これで車の購入と、必要な手続きは完了です!
購入後に検討しておきたい保険やロードサービス

必須ではありませんが、保険やロードサービスも検討しておくのがおすすめです。
両者の違いは主に以下の通り。
- 保険→対人・対物事故のときの補償
- ロードサービス→車の故障

僕らは保険には入らずロードサービスに加入しました。
パースのような大都市に住むなら、対人や対物の事故のリスクもあるので、保険に加入しておくと安心です。僕らは郊外に住んでいたので、ロードサービスだけにしました。
結論から言うと、この選択で正解。
ヘッドライトを消灯せずにバッテリーが上がってしまったときに、ロードサービスへ加入していたので無料で処置してもらえました。
>>西オーストラリアのワーホリ中に車のエンジンがかからないときの対処法【RACにお任せ】
ロードサービスの会社はRACで、月々15ドル〜20ドルほど。ロードトリップを検討している方は、万が一のために加入しておくのがおすすめです。
オーストラリアワーホリで中古車購入前に知っておきたいこと

最後に車を購入するときに知っておきたい用語や交通ルールについてまとめました。
知らないでは済まないことも多いので、確認しておいてください!
車を所有するのに必須のレジストレーションって?
レジストレーションは簡単にいうと車両登録です。
日本でもナンバー登録をしますし、自転車も防犯登録をしますよね?
同じようなもので、3ヶ月・6ヶ月・1年のように一定期間ずつ登録して、期限が切れる前に延長するのが義務となっています。
なので、中古車を購入する際はレジストレーションの期限を必ずチェックしましょう!

レジストレーションについての記載がない場合は「いつまでですか?」と売り手に聞けば答えてくれますよ!
レジストレーションの金額は車種によって違います。
僕の購入した車(トヨタのセダン)の場合
- 3ヶ月:$207
- 6ヶ月:$399
- 1年:$770
期限がくると更新しなければいけないので、購入時はレジストレーションまでの期間が長い車を買うとお得になりますよ!
ロードワーシー(RW)は西オーストラリアでは必要ない
ロードワーシーは日本でいう車検のことです。日本だとすべての車に車検が必要ですが、オーストラリアは州によって決まりが異なります。
僕らが滞在していたパースなどの西オーストラリア州では、ロードワーシーは不要。
ラッキーと思ってしまいがちですが、その分車検に通らないようなオンボロの車も売られている可能性も…。
こればかりは見極めるか運に任せるかしかありません。
免許証は国際免許で大丈夫?
オーストラリアは州によって、3ヶ月以上の滞在者は国際免許証では運転できなところがあります。
西オーストラリア州ではワーホリビザや留学の方は国際免許証で運転できます。
ただし、国際免許証の期限は1年しかないので、セカンドビザを取得する予定の方は免許の翻訳をしてもらいましょう。
交通ルールが厳しいので注意!
最後に交通ルールです。
オーストラリアはスピード違反やシートベルトについての取り締まりが日本に比べて厳しいようです。
罰金の金額も日本に比べてとても高いです。路上駐車で100ドル以上の罰金を求められることもあります。
オーストラリアの運転はびびるくらいが丁度いいですよ!
せっかくのオーストラリア生活なので、無事故無違反で楽しい思い出にしてくださいね!
「飛行機やホテルを楽して安く予約できないかな?」
そんな方におすすめなのが、スマホアプリの「エアトリ」です。
航空券を検索すると、LCCを含む航空会社各社の料金が一覧で表示され、最安料金が一目でわかります。
航空券とホテルをセットで予約すると、ホテルが驚くほど割引されることも。
アプリのダウンロードや検索は無料なので、ぜひ一度お試しください!













