バスでとても安く行くことができるので紹介します!
こんにちは!きょーへい(@k_zuma_fmty)です。
先日マレーシアのクアラルンプールへ行ってきました。
クアラルンプールは観光名所がたくさんあるのですが、今回はその中でも代表的な「ブルーモスク」への行き方を紹介します。
ブルーモスクはクアラルンプール郊外にあるので、旅慣れしていないと少し難易度が高いように思えます。
一番簡単な行き方はタクシーですが、KLセントラルからだいたい40RM(1000円)ほどかかります。
これでももちろん安いのですが、バスを使うと片道3RM(約80円)で行けちゃうんです!
タクシーの10分の1以下!!!
「海外でバスなんて乗れるのかな…」なんて人も安心してください!
ブルーモスクのバスでの行き方を写真もまじえて紹介します。
思っているよりも簡単なに行けるのでこの際にチャレンジしてみてください!
クアラルンプールのブルーモスクってこんなところ
ブルーモスクの正式名称は「Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah(マスジッド・スルタン・サラワディン・アブドゥル・アズィズ・シャー)」です。
長い……
めちゃくちゃ長いですが、現地の人も「ブルーモスク」と呼んでいるので安心してください。
場所はシャーアラムと言う地域にあります。
クアラルンプールの中心から離れていて、タクシーでも30〜40分はかかってしまう距離です。
ですが、バスで簡単に行けるので大丈夫!
クアラルンプールのブルーモスクへのバスでの行き方
バスで「SHAH ALAM」へ
ブルーモスクへは「Pasar seni(パサール・セニ)」と言う駅にあるバスターミナルからバスで1本で行けます。
なので、まずは電車を使って「Pasar Seni」へと向かってください。
「Pasar Seni」はKLセントラルの隣の駅で、チャイナタウンやセントラルマーケットのある場所です。
安宿もたくさんあるので、まだ宿を見つけていない方はこの周辺が利便性があっておすすめです!
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「Pasar Seni」に到着したら駅の下にあるバスターミナルに行きます。
ブルーモスクへ行くバスは奥にあります。
B6乗り場の750番のバスです。
バスは30分に1本出ています。
向かう先は下の写真の赤丸内「SHAH ALAM」です。
料金は3RMで乗車時に運転手さんに支払います。
このときお釣りは出ないので、帰りのことも考えて1RM札6枚以上は用意しといてください!
バスに乗ってから1時間ほどで到着です。
SHAH ALAMはバス停と言うよりも、小さなバスの停留所ような場所です。
▼マップで言うとこの辺。
ブルーモスクの南に位置していて、歩いて10分ほどでブルーモスクへ行くことができる最寄りのバス停です。
バス停からブルーモスクへの行き方
バスを降りたらバスの停留所を突っ切ってすぐ左折します。
あとはひたすらまっすぐです。
途中キノコが生えている場所があったり。
大きな交差点があったり。
ちなみにこの信号は押しボタン式です。
このモニュメントが見えたらもうすぐそこ!
真裏がブルーモスクです!
ちなみに、帰りは同じバス停から同じ750番のバスでPasar Seniまで変えることができます。
バスの番号はバス上部に書いてあります。
値段は行きと同じく3RMでお釣りは出ないので注意してください!
クアラルンプールのブルーモスク観光はボランティアガイドの案内付き!
ブルーモスクに着いたら早速観光!
の前にインフォメーションセンターのような場所に寄ってきました。
ここでは無料で、イスラム教について教えてくれます。
もちろん英語です。
僕は英語はわからないのですが、イスラム教は大好きなので理解できました。
英語がまったくわからない人は寄らなくてもいいかもしれませんね。
インフォメーションセンターの真正面にブルーモスクはあります。
写真で見るよりも壮大で立派な建物です!
ブルーモスクは中に入れるのですが、ボランティアガイドの方の案内で中を見学することになります。
▲写真正面が受付で名前を書いてガイドさんが来るまで少し待ちます。
最初はガイドさんがブルーモスクについて説明してくれます。
説明は英語ですが、日本語が書いてある資料を使いながら説明してくれました。
なんと、ブルーモスクに訪れる観光客の4分の3が日本人なんだとか!
説明が一通り終わると中の見学。
まずは外の回廊を通ります。
ここから見るミナレット(塔)は、見上げていると首が痛くなるほど高いです。
ミナレットは、イスラム教徒の義務の1つでもある礼拝を知らせるための塔で、ブルーモスクのミナレットは142mもあり世界で1番高いです。
回廊を通り階段を上がると、
中庭?のような場所に出ます!!
ここから見るブルーモスクの青いドームは圧巻の大きさ!
なんと世界最大規模なんだとか!
なぜモスクはドームがあるのかと言うと、モスク内の全体に声が届くようにだそうです。
「今は音響があるから必要ないけどね」ってガイドさんは言ってたけど、やっぱりモスクはドームがいいですよね。
そしてついに礼拝堂へ入ります。
モスクは男性と女性でお祈りする場所が違うのですが、見学できるのは男性用です。
最大で2万5千人が1度にお祈りするブルーモスクの礼拝堂はマレーシアでは最大、世界でも4番目に規模が大きな礼拝堂です。
イスラム教は偶像崇拝が禁止されているので、人物や動物を描くことが禁止されています。
なので、アラベスク模様(植物をモチーフにした模様)や幾何学模様が描かれています。
また、宇宙観を表しているとも言われています。
ブルーモスクの大きなドームはまるでブラックホールかのようです。
もちろんイスラム教の聖典「コーラン」もあります。
一度礼拝堂を出て、違う場所から中に入れてくれました。
ここではお祈りする人がいたり、コーランを読む人がいたり。
とても美しい空間でした。
外に出ると、これもまた美しい回廊です。
礼拝堂の下のフロアにはアラビア語を習う場所があったり、結婚式用の写真を撮る部屋があったり。
約1時間くらいで見学終了です。
ブルーモスクを観光するときの注意点(服装や営業時間)
服装
モスクは過度な露出をしての見学はできません。
ただ、ローブの無料貸し出しがあるので普通の観光と同じ服装で平気です。
また、靴屋サンダルは脱ぐのでこれも気にしなくてOK!
帽子は被ったまま入れません。
基本的な服装マナーは、
男性…肩が隠れる服装、膝が隠れる服装。
女性…髪の毛を隠す、手首・足首から先を除き肌の露出や体のラインがでる服装は禁止。
です。
見学の時間は決まっている
ブルーモスクを外から見るのは自由ですが、中の見学は時間が決まっています。
土曜日〜木曜日
9:00〜12:30・14:00〜16:00・16:45〜18:30
金曜日
9:00〜12:00・14:45〜16:00・16:45〜18:30
この時間はそれぞれ礼拝の時間と被らないようになっているので、必ず守って訪れるようにしてください。
お祈りしている人の写真はNG
モスクは礼拝をする場所なので、当たり前のようにイスラム教徒の人がお祈りをしています。
彼らの写真は基本的にNGです。
トラブルの元になるので勝手な写真撮影は控えましょう。
また、神聖な場所でもあるので集合写真や写真撮影で騒いだりなどしないようにしましょう。
ブルーモスクからピンクモスクへはどう行くの?
ブルーモスクと並んで今クアラルンプールの名所となっているピンクモスク。
1日でブルーモスクとピンクモスクを観光するのは可能です。
実際に僕も午前中にブルーモスク、午後にピンクモスクの観光をしました。
が、ブルーモスクからピンクモスクへ行くにはPasar Seniを経由する必要があります。
なので、一旦バスでブルーモスクからPasar Seniへ戻ります。
そこから、バスor電車で「プトラジャヤ」まで行き、そこからタクシーでピンクモスクへ12RM(約320円)で行くことができます。
詳しい行き方は別記事にて書いてあります!
また「両方観光したいけど個人でバスを乗り継ぐのは……」という方は割高ですがツアーもおすすめです。
「タビナカ」なら日本語ガイドやホテル送迎、ランチ付きなど充実のツアーがあるのでチェックしてみてください!
おわりに
クアラルンプールに行ったら必ず訪れたいブルーモスク。
クアラルンプールの郊外にあるため、個人で行くのは少しハードルが高いような気がしますが、バスで簡単に行くことができます。
ぜひ、海外のバスにチャレンジしてブルーモスクを楽しんできてください!