「セキュリティポーチって本当に必要なの?」
「買うならしっかりと防犯できるものが欲しい」
「商品がありすぎてどれを選べばいいかわからない」
そんなあなたに向けて、30ヶ国以上を旅した僕がセキュリティポーチがのメリット・デメリット、選び方、おすすめ商品をご紹介します。
結論から言うと、一人旅をする人・スリなどの軽犯罪対策をしたい人は「セキュリポ 」がおすすめです。
そもそも僕は、セキュリティポーチは必要ないと思っていました。
あるとき、セキュリティポーチを作っているリバーフライヤーさんから連絡がきて、ちょうど海外に行く前だったので試しに使ってみることに。
実際に使ってわかったことは、防犯対策としては優秀すぎるけど僕にとっては必要ないということです。
ただし僕にとって必要ないだけで、それがすべての人に当てはまるわけではありません。むしろ、持っておいて損はないし、海外旅行経験が浅い人ほど持っておくと安心できます。
そんな疑問も湧いてくると思うので、どんな人に必要なのか・選び方・おすすめ商品をまとめました。
ぜひ最後まで読んで、海外旅行の準備をバッチリにしておきましょう!
セキュリティポーチを持つべき理由【防げる犯罪】

- 移動中・観光中のスリ対策として優秀
- ドミトリーでの盗難防止になる
- クレジットカードのスキミング防止になる
1.移動中・観光中のスリ対策になる
セキュリティポーチが1番活躍するのは移動中です。
例えば飛行機に乗っていてトイレに行きたいとき。
隣に知らない人が座っていてら、大切な荷物を置いてトイレに行くのは不安ですよね?
かといってカバンを持っていくのは面倒ですよね?
そんなときにセキュリティポーチにパスポートや財布を入れて身につけておけば、盗難防止に役立ちます。
もちろん観光中も、セキュリティポーチを洋服の内側で身につけておけばスリ対策にバッチリ。
どんなに意識していても、観光中はテンションが上がって防犯対策をおろそかにしてしまうことがあります。スリのプロたちは、そんな一瞬のスキを逃してくれません。
少しでも「不安だな」と思った方は、セキュリティポーチを持っておくことで安心して観光を楽しめますよ。
2.ドミトリーでの盗難防止になる
ゲストハウスによく泊まる方にとっては、宿泊先でもセキュリティポーチは大活躍です。
ゲストハウス内でも、ドミトリーの部屋に貴重品を置いたままシャワーを浴びたりトイレに行っている隙に盗られてしまう可能性は大いにあります。
また鍵付きのロッカーがあっても盗まれてしまうということもよく耳にします。
盗難対策の原則は、どんなときでも貴重品を肌身離さず持っていること。移動中と同じように、セキュリティポーチを身につけておけば、トイレにいくときもシャワーでも盗難防止に役立ちます。
さらにいうと、寝ているときに身につけてれば余計な心配をせずに安心して寝られます。
あと個人的には、セキュリティポーチをお腹に巻いていると暖かいのも寒い地域に旅したときに感じた魅力です。笑
3.クレジットカードのスキミング防止になる
スリ対策として使われることが多いですが、プラスしてクレジットカードのスキミング防止にも効果的です。
電磁波を使ったスキミングの対策として便利なのが、スキミング防止素材のカードケースやカバンです。電磁波を通さない素材なら、カードを入れておくだけでスキミングの防止になります。
セキュリティポーチには、ポーチそのものが電磁波を跳ね返してくれるものもあるので、スリ対策とスキミング対策が同時にできるんです!
クレジットカードの不正利用に関しては、カード会社に電話すれば不正に利用された金額を補償してくれることがほとんど。
とはいえ、海外旅行中は連絡するのも面倒ですよね?
さらに不正利用されると一時的にカードが使えなくなるのもマイナス面です。
なので、スキミング対策は必ずしておきましょう!
セキュリティポーチがいる人いらない人

- ひとり人旅なら必要
- ドミトリーなら必要、個室ならいらない
- 暑い地域だと微妙
- 持っているアイテムによってはいらない
- 軽犯罪の対策なら必要
1.ひとり旅なら必要
まずは誰と旅するのかによって変わってきます。
僕の場合は、彼女と海外に行くことが多くなったので必要ないなと感じました。
その理由はトイレに行くときは荷物番ができるし、部屋は個室に泊まることが保tんどだからです。
ただし、ひとり旅の場合は持っていた方が安心できます。
また友達同士でもトラブルの元となる可能性があるので、自己責任でセキュリティポーチを持って貴重品を管理した方がいいでしょう。
2.ドミトリーなら必要、個室ならいらない
先ほども少し書きましたが、個室に泊まる場合は貴重品を常に持ち歩かなくても平気な場合がほとんど。
特に部屋にシャワーやトイレがある場合は、ホテル内にいて盗難被害に合う可能性は低いです。
ただしトイレやシャワーが部屋にない場合は、個室でもホテルの従業員に盗られたという噂を聞くので、持っておいた方が安心はできます。
もしドミトリーに泊まるなら、セキュリティポーチは必須です。
常に身につけておくことで、トイレ・シャワー・食事・就寝中でも貴重品は盗られません。
逆にベッドの上に貴重品をおいておいて盗られてしまったら自己責任です。
3.暑い地域への旅だと微妙
実際に旅をして痛感したのは、暑い地域だと身につけづらいということ。
セキュリティポーチは洋服の中で身につけるから防犯対策になります。
逆に洋服の上に身につけていると「貴重品がここに入ってますよ」と知らせているようなものなので、狙われやすくなります。
ただし暑い地域でTシャツ1枚のときに、肌に直接身につけるのは正直微妙。
マレーシアに行ったときは、セキュリティポーチをカバンの中にしまっていました。
個人差がありますが、僕は肌に直接当たっている感じがダメでした…
4.持っているアイテムによってはいらない
僕はセキュリティポーチを持っていなくても防犯対策ができていると思っているので、使っていません。
セキュリティポーチがなくても防犯対策ができるアイテムは以下の3つ。
- スキミング防止カードケース
- 背面ポケットのあるカバン
- 内ポケットのあるジャケット
クレジットカードのスキミング対策は、カードケースでも可能です。
僕は1枚1枚カードをしまえるタイプのものを愛用しています。
また町歩き用のカバンに背面ポケットがあれば、スリ対策として効果的です。

移動中の貴重品に関しては、ジャケットの内ポケットに収納できればOK!
アウトドアジャケットには内側にポケットがあることが多いので、そこに財布などを収納して移動しています。
とはいえ、これらのアイテム+セキュリティポーチが1番の防犯対策です。
貴重品、とりわけお金やクレジットカードは複数の場所に分けて収納するのが被害を最小にするコツなので、セキュリティポーチがあって無駄になることはありません。
5.軽犯罪の対策なら必要
セキュリティポーチがあれば、犯罪対策はばっちりかと言うとそうではありません。
貴重品をスリや盗難などの軽犯罪から守ってくれるのは事実です。
ただ、強盗のような犯罪には効果がないことがほとんど。
実際にメキシコのバスで起きた強盗事件では、セキュリティポーチの中も調べられたというケースもあります。
本人から詳細きいたところ、バスから降ろされて腹巻き型ポーチや靴の中も調べられたらしいです、、
、でもパスポートやスマホは返してくれたとのこと(他の乗客のiphoneやカメラはとられてた)
わたしも逆方向乗る予定なので超びびりました😭— くじら (@kujira0421) October 17, 2019
犯罪する側の方が知識はあるので、セキュリティポーチの存在も知っていて当たり前。
脅したいわけではないのですが、セキュリティポーチがあればすべての犯罪から貴重品を守れるわけじゃないのは知っておきましょう。
とはいえ、犯罪に巻き込まれる確率でいうと圧倒的にスリ・盗難が多いので、軽犯罪から貴重品を守るためにはセキュリティポーチが有効です。
セキュリティポーチの選び方【安すぎるものは注意】

セキュリティポーチと一言でいっても、大きさも使い方もさまざま。
100均にも売ってるし、amazonで調べるとたくさん出てくるし……
安いものにはそれなりの理由があって、性能がいまひとつだったり、小さくて入れたいものが入らなかったり、旅の途中で壊れてしまったり、水に濡れて入れ建物までビショ濡れになったり……
そこで、どんな機能が必要なのかといって選び方をご紹介します!
腰に巻くか肩掛けか
セキュリティポーチは大きく分けて2種類に分けられます。
- 腰に巻くタイプ
- 肩掛けタイプ
▼腰に巻くもの

▼肩掛けタイプ

セキュリティポーチと聞いて、まず想像するのが腰に巻くものではないでしょうか?
ただ、腰に巻くのはちょっと嫌だなと言う人は、肩掛けタイプのものもしっかりと防犯対策になります。
どちらを選ぶかは好みの問題かなと……
大きさは何を入れるかで決める
セキュリティポーチは大きさもさまざま。
僕が利用したものは横長のものと、ちょうどパスポートが入るサイズのもの。
選ぶコツは自分が何を入れるのかを想像することです。
セキュリティポーチに入れるものの例
- パスポート
- クレジットカード
- お金
- スマホ
- ボールペン
セキュリティポーチはあくまでも隠しておきたいものなので、観光中によく使うものを入れるのはナンセンスです。
ただ、移動中やゲストハウスのドミトリーで寝ているときに貴重品を守るならスマホや財布も入る大きさの方がいいですよね?
また、スマホを入れる場合は自分の持っているスマホの大きさに注意が必要です。
僕が使った肩掛けタイプのものは、iPhoneSEでちょうどのサイズでした。

大は小を兼ねるじゃないですが、迷ったら大きめのものを買っておくといいかなと思います。
ただ、カバン並みに大きくてゴツゴツしたものは洋服の下に身につけているのがバレバレになるので注意しましょう!
防水とスキミング防止機能は必須
僕が考えるセキュリティポーチに必要な機能は2つ。
- 防水or撥水
- スキミング防止
1つ目は防水機能。
特に一人旅でドミトリーに宿泊するときはシャワールームに持って行くこともあります。
そのときに生活防水があれば中のものが濡れて使えなくなることがないので安心です。
2つ目がスキミング防止機能。
クレジットカードの情報はスキミングといって、近ずくだけで抜き取られてしまう可能性があります。
海外での不正利用はスキミングを防止するのが有効な対策。
そこで、セキュリティポーチ自体がスキミング防止になっているものを選ぶのがおすすめです。
海外旅行におすすめのセキュリティポーチはこれ!

大きさ、機能、値段の3つを考えておすすめするのは「セキュリポ
「提供してもらったからおすすめしてるんでしょ?」
そう思っているかもしれないですが、他のものと比べた結果やっぱりおすすめなんです。
- 100均のもの→安いけど作りが弱いしスキミングや防水はない
- 無印ロフトのもの→オシャレだけどスキミング防止や防水機能がない
- 地球の歩き方のもの→高いのに機能性はイマイチ
- MYCARBON→スキミング防止だけど大きさが小さい
セキュリポはAmazonで1900円ほどするので、もっと安い商品はたくさんあります。
ただ、安いものはスキミング防止じゃないし、作りが弱いので旅中にチャックが壊れてしまう可能性があります。
また、機能性でセキュリポと同じように評価の高い「MYCARBON
値段も1,400円ほどと安く評価もいいのですが、サイズに関するマイナス評価もあるんですよね。

セキュリポはパスポートやスマホを入れる分には大きさは十分!
また、カードを入れるポケットがあるのも地味に嬉しいポイントです。

とりあえず、セキュリティポーチならセキュリポを買っておけば間違いなし!
被害にあってから「買っておけばよかった」と後悔する前に、自分で大切なものは守りましょう!
もっと詳しくセキュリポについて知りたい方はレビュー記事も書いているのでご覧ください

▼それ以外の防犯対策を知っておきたい方はこちら
