「一眼レフカメラを買おうと思うんだけど、何がいいのかわからない」
「Nikon D5300は買うべきか他のカメラにするべきか知りたい」
そんなあなたに向けて、Nikon D5300愛用歴5年の僕が魅力と欠点をレビューしていきます。
結論から言うと、初めてのカメラとして購入するのもありですが、最新機種と比べるとやや物足りません。やはり新しいカメラには便利な機能が搭載されていくんですよね。
とはいえ新しい機種ほど高価格なので、「Nikon D5300で十分でしょ」と言う方も多いと思います。
なのでNikon D5300を他機種と比較しながら評価していきますね!
比較する他機種
D3500、D5600、D7500、D500
それでは最後まで読んで、カメラ選びの参考にしてくださいね!
NikonD5300を他機種と比較しながら徹底評価
まずはNikonの一眼レフカメラで比較していきます。
今回比較するのはD5300を含めて5つのカメラです。すべてNikonのAPS-Cカメラで比較していきますね!
D5300 | D3500 | D5600 | D7500 | D500 | |
発売年数 | 2013年 | 2018年 | 2016年 | 2017年 | 2016年 |
有効画素数 | 2416万画素 | 2416万画素 | 2416万画素 | 2088万画素 | 2088万画素 |
ISO感度 | 100-12800 | 100-25600 | 100-25600 | 100-51200 | 100-51200 |
高速連続撮影 | 5コマ/秒 | 5コマ/秒 | 5コマ/秒 | 8コマ/秒 | 10コマ/秒 |
本体重量 | 530g | 425g | 465g | 720g | 860g |
液晶パネル | バリアングル | バリアングル | チルト | チルト | |
Wi-Fi | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
Bluetooth | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
SnapBridge | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
タッチパネル | × | × | ○ | ○ | ○ |
水準器 | × | × | × | ○ | ○ |
価格 | 6万円前後 | 6万円前後 | 7万円前後 | 12万円前後 | 20万円前後 |
D5300は比較的古いモデルなので、機能的には他機種に劣ります。ただし、その分値段が安いのが魅力的。
画素数やISO感度、高速連続撮影については、実際にD5300を使っていて不満に感じたことはありません。
その他の機能は簡単に説明しながら比較していきますね。
D5300の比較【重さ】
D5300 | D3500 | D5600 | D7500 | D500 | |
本体重量 | 530g | 425g | 465g | 720g | 860g |
一眼レフカメラを選ぶときに見落としがちなのが本体の重さです。重いと言うだけで外出時に持っていくのが面倒になってしまうことも多々あります。
D5300は530gと重くもなく軽くもない分類。D7500やD500は相当重いので、個人的にはあまりおすすめしません。
逆にD3500やD5600は軽いのが魅力。正直に言うと羨ましいです。笑
とはいえ、D5300の530gでもそこまで大きな負担にはなりません。僕は広角レンズを愛用しているので本体+レンズで約1kgですが、許容範囲かなと言う感じです。
D5300の比較【液晶パネル】
D5300 | D3500 | D5600 | D7500 | D500 | |
液晶パネル | バリアングル | バリアングル | チルト | チルト | |
タッチパネル | × | × | ○ | ○ | ○ |
液晶パネルの仕様も各機種で変わってきます。
まずは液晶を動かせるかどうかで、3種類に分かれます。
D5300とD5600には液晶の動く範囲が1番広いバリアングルが採用されています。
カメラを持ち上げたり低い位置に構えても液晶を確認しながら撮影ができます。液晶を見ながら自撮りができるのも特徴です。
▼こんな感じ

D7500とD500はチルト式が採用されています。
バリアングルほどの操作性はないですが、ローアングルの写真は撮りやすくなっています。
D3500は液晶パネルを動かせません。
さらにタッチパネルが採用されているのがD5600、D7500、D500です。
タッチパネルが使えるとスマホのようにワンタッチでピント合わせができます。
D5300は残念ながらタッチパネルが採用されていませんが、ないならないであまり気になりません。
D5300の比較【SnapBridge】
D5300 | D3500 | D5600 | D7500 | D500 | |
SnapBridge | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
Wi-Fi | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
カメラで撮影した写真をスマホに移動するのが面倒だったら嫌ですよね?そんな悩みを解決するのがSnapBridgeです。
すぐにSNSへ投稿したい方や、転送するのが面倒な方にピッタリな機能。さらにBluetoothよりも省電力のBluetooth Low Energyが採用されているので、電池切れの心配も少ないです。
D5300には搭載されていませんが、Wi-Fiを使ってスマホに写真を転送できます。
自動転送よりは面倒ですが、すぐにSNSに投稿する訳ではないので問題なし。むしろ最近はパソコンでリタッチしてからスマホに送っているのでWi-Fi機能すらあまり使ってません。
D5300の比較【水準器】
D5300 | D3500 | D5600 | D7500 | D500 | |
水準器 | × | × | × | ○ | ○ |
撮影した写真が少し斜めっているなと感じたことはありませんか?
水準器は写真が水平に保たれているかがわかる機能です。
搭載されているのがD7500とD500。D3000番台と5000番台には搭載されていません。
あったら嬉しい機能ではあるのですが、水準器があるのを理由にD7500やD500を選ぶのはナンセンス。と言うのもこの2つの機種は中級〜上級のカメラで、重さや価格の高さがネックなんですよね。
D5300や5600には格子状のグリッドを表示させられるので、水準器がなくてもなんとかなります。
D5300の比較【フォルムの違い】
同じNikonの一眼レフカメラでも、形が微妙に異なっています。
個人的にはダイヤル部分のデザインとグリップの深さがフィットしたのがD5300でした。

その他の機種はこんな感じ(写真はすべてNikon公式HPのものをお借りしています)


D3500とD5600はほぼ同じで、D5300に比べるとグリップがしっかりしている印象。ダイヤルが露出しているのも特徴的です。
D7500とD500はまた違った形になっています。


この2機種は上位機種だけあって、上部にもパネルがあるのが特徴。グリップの形状的にはD5300に似ている印象です。
ただしD5300は家電量販店には置いてないので、買う前に試してみたい方はレンタルカメラ を利用するのもおすすめです。
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僕自身レンタルを利用したことがあるのですが、送料無料で返却も簡単なのでおすすめです!買ってよりも先にレンタルが損しませんよ!
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NikonD5300の魅力と欠点

ここまでの比較と実際に使って感じたことを含めて、D5300の魅力と欠点をまとめていきます。
魅力
- バリアングル液晶モニターが便利
- Wi-Fiでデータの転送ができる
- お手頃な価格
欠点
- SnapBridgeが対応していない
- タッチパネルに対応していない
- やや重い
D5300の魅力①バリアングル液晶モニターが便利
何よりの魅力はバリアングル液晶モニターです。どんなポジションでも液晶が確認でき、自撮りも楽々。使わないときは内側に液晶を隠せるので、液晶保護にも役立ちます。

基本的にファインダーをのぞいて撮影していますが、動物の写真撮影やアングルを変えて写真を撮りたいときに便利です。
▼カメラを低く構えて撮った動物の写真。目線を合わせて撮れます。

▼高いところから撮影した風景写真。

これは三脚にカメラをつけて、液晶を下から覗いて撮影しています。人混みでも液晶を見ながら風景撮影ができるので、旅行が好きな人にピッタリですよ。
D5300の魅力②Wi-Fiで写真をスマホに送れる
スマホとカメラをWi-Fiで繋げれば、撮影した写真の転送が簡単にできます。この機能はカメラを選ぶ上で必須です。
またWi-Fiを繋いでおけば、スマホでアングルの確認ができシャッターもスマホで切れます。


風景+自分の撮影が簡単にできるのは便利。もちろんセルフタイマーもありますが、自分のタイミングで離れた位置からシャッターが切れるのは嬉しいですよね。
D5300の魅力③価格がお手頃
価格がNikonの他の一眼レフカメラに比べて安いのも魅力的です。
新品 | ボディのみ :取り扱いなし 標準レンズ付き:6万円前後 レンズ2本付き :7万円前後 |
---|---|
中古 | ボディのみ :2万円〜 標準レンズ付き:3万円〜 レンズ2本付き :3万7000円〜 |
新品でレンズセット6万円前後は、今回比較した中で最安。他メーカーと比較しても安い分類です。
だからと言って性能が悪いわけではなく、満足できる画質のよさと操作性のよさを持ち合わせています。
コスパの高さで考えたら、買って間違いなしの一眼レフカメラですよ!
D5300の欠点①SnapBridgeに対応していない
D5300は発売が古いこともあり、新しくできた機能には対応していません。その中でも特に残念なのはSnapBridgeです。
Wi-Fiで繋げるとはいえ、SnapBridgeの方が優れているんですよね。
SnapBridgeのいいところ
- 省電力
- 自動転送だから手間いらず
さらにSnapBridgeでもスマホでシャッターが切れるので、正直Wi-Fiは必要なくなるレベルです。
何よりカメラで撮影したら自動でスマホに転送されるのは魅力的。リアルタイムでSNSに写真の投稿がしたい方はSnapBridgeに対応しているD5600がおすすめですよ!
D5300の欠点②タッチパネルに対応していない
もう一つ対応していない機能が液晶画面のタッチパネルです。スマホのようにワンタッチでピントが合わせられるのが魅力ですが、D5300は対応していません。
個人的には「なくてもいいや」と思いD5300を買って使ってみて、実際タッチパネルがなくて困ることはありません。
とはいえ、タッチできた方が便利そうだなという方は、D5600を選ぶのがいいのかなと思います。
D5300の欠点③やや重い
D5300は僕が購入した当時は530gと軽かったのですが、現在はもっと軽い一眼レフカメラが多く発売されています。
中でもD3500は425gと100g近く軽くなっています。またD5600も465gとかなり軽いです。
とはいえD5300もD7500やD500に比べるとだいぶ軽いので、そこまで気にしなくてもいいかなという印象です。
Nikon D5300がおすすめなのはこんな人

ここまで他機種と比較したり特徴をまとめてきましたがいかがでしたか?
D5300は機能はやや劣りますが、初心者の方が扱うのにピッタリの一眼レフカメラです。かくいう僕も、初めての一眼レフで購入して5年以上愛用しています。
D5300が向いている人はこんな方です。
- カメラの操作に慣れていない
- いろんなアングルの撮影をしたい
- 出来るだけ予算を抑えたい
- 風景写真をきれいに撮影したい
Nikonのカメラは他メーカーと比べて、風景写真に強いと言われています。実際に使ってみても、風景をそのままの色味で撮れるのが個人的にNikonが好きな理由です。

ただし、新しい機種には性能が劣るのも事実。
こんな方はD5600がおすすめです。
- 写真をスマホに送る手間を省きたい
- 出来るだけ軽いカメラがほしい
- タッチパネルを操作できる方が便利そうだと思う
D3500もSnapBridgeに対応していますが、液晶が動かないので後々物足りなくなりそうだなと感じてしまいます。
なので、やや価格が高くなりますがD5600がデータの転送が楽で使い勝手もいいのでおすすめですよ!
もし、購入前に実際に使ってみたいなという方はレンタルカメラを利用して、後悔するのを避けましょう!
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では、Nikonの一眼レフカメラで楽しいカメラライフを送ってくださいね!
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