こんにちは!きょーへい(@k_zuma_fmty)です。
突然ですが、「闘牛」と聞いたらどこの国を思い浮かべますか?
ほとんどの人が「スペイン」を思い浮かべると思います。
そんな「闘牛」がメキシコシティでも見ることができるんです!
僕はまったく行く気はなかったのですが、宿が一緒の人に誘われてせっかくなので行ってきました!
▶︎▶︎▶︎サンフェルナンド館って実際どうなの?メキシコシティの日本人が集まる宿に泊まってきた!
感想を先に書くと、想像以上に残酷でドン引きしました。
ただ、自分の目でみることができたのは、「闘牛反対」って言う明確な自分の考えにつながったのでいい経験でした。
ということで、闘牛場への行きかたやチケットの購入方法について書きました。
*後半に一部写真で牛から血が流れてるものがあるので、そういうのが苦手な人は見ないほうがいいです。
なんでメキシコで闘牛をやっているの?
スペインのイメージが強い闘牛。
メキシコはスペインの征服をうけていた時代に闘牛が輸入されました。
そして、メキシコでも受け入れられ、メキシコシティで毎週日曜日に開催されています。
ちなみにスペインのカタルーニャ州では闘牛が禁止になっていて、バルセロナの闘牛場だった場所はショッピングモールに変わっています。
スペインでもメキシコでも動物愛護団体による闘牛廃止を訴えています。
メキシコシティの闘牛観戦記(行き方・チケットの買い方)
もともとは行く予定のなかった闘牛ですが、宿の人に誘われて自分一人では絶対に行くことがないなと思ったので行ってみました。
行きかたやチケットの買い方について、想像以上に残酷だった闘牛の様子を書いていきます。
闘牛場への行き方
メキシコシティの闘牛はPlaza Mexicoという闘牛場で行われています。
闘牛場へはメトロに乗ってSan Antonioという駅から歩いて10分ほどで行くことができます。
メトロは1回乗るのに5ペソ(約30円)で、駅の入り口にある窓口で切符を購入できます。
闘牛は夜遅くまでやっているので、行くときに10ペソ(約60円)で帰りの切符も買ったほうが帰るときにスムーズに帰ることができます。
駅から闘牛場まではのんびり歩いて10分くらいでいくことができます。
闘牛のチケット料金・種類
闘牛場についたら窓口でチケットを購入します。
チケットの料金は座席によって異なります。
押さえておくべきポイントは、
- 前の座席の方が後ろの座席より高いということ。
- 日陰と日向で料金が違って日陰の方が高いということ。
です。
ただ、行ってみると席はガラガラなので前のほうの席に移動できるし、開演は日が落ち始めてからだから日向の席でも平気です。
なので、安い席のチケットを買って、闘牛が始まったら前の席に移動するっていうのが一番賢いチケットの買い方です。
闘牛場のなか
闘牛場のなかはこんな感じ。
思っていたよりも座席の数が多くて、よほど人気があったんだろうなという印象。
外にはモニュメントもたくさんありました。
ドリンクや軽食は売っていましたが、やはり料金が高いので買って行った方がいいです。
中に入ったのが開演1時間前くらいで、30分前になると闘牛場で準備が始まりました。
そして闘牛士が入場して観客に挨拶をしてから闘牛がスタートします。
思ってたよりも残酷な闘牛の姿
闘牛士の挨拶が終わって会場に人がいなくなると、闘牛が会場に勢いよく入ってきます。
このときはまだ闘牛が残酷だっていうイメージがなくて、というのも僕の中の闘牛ってヒラヒラした布で牛をかわしていくあれだったんです。
ただ始まってすぐにそのイメージが完全に覆されました。
※ここからは血とかの写真もあります。
牛に何か刺さっていてそこが赤くなっているのがわかりますか?
馬に乗っている闘牛士が闘牛に槍をさしていくんです。
もちろん闘牛から血がダラダラ。
闘牛士が闘牛に槍をさすと、観客のボルテージが上がっていって一斉に拍手と歓声。
途中、布をヒラヒラとさせてかわす場面があって最終的には短剣でとどめを刺して終わり。
最後は馬に引きずられて闘牛は退場していきます。
メキシコの闘牛を見て感じた闘牛には反対な理由
実際に自分の目で見て感じて、動物愛護団体が廃止を求めるのもすごくわかりました。
正直、闘牛が槍をさされていく姿はリンチのように感じたし、決して気持ちがいいものではありません。
それに対して拍手や歓声を上げている人の気持ちも全然わかりません。
「肉を食べているくせになに言ってんだよ。」
そんなことを思う人もいると思いますが、僕は命をいただくときに感謝の気持ちを持って食べています。
それが「いただきます」という日本の文化。
闘牛は命をいただいているのとは別に感じました。
闘牛は命で遊んでいる。
自分の目で見た結果闘牛には反対です。
おわりに
僕は闘牛には反対ですが、闘牛を見たいという人のことは否定しません。
そして、見たことのない人は動物愛護や考え方の違いについてすごく考えさせられるので見に行ったほうがいいとさえ思いました。
そして、時代の流れ的には廃止になっていくんじゃないかなとも感じました。
生々しい血がでてくるので、そういうのが苦手な人は見に行かないほうがいいですが、そうでない人はぜひ見に行ってみてください。
日本では見られない文化・光景が見られて、世の中の問題について経験して考えることのできる貴重な場所です。
終わるのは夜遅くなるので1人では危ないですが、宿で出会った人などと一緒に行ってみてください。